ボッチャの歴史
古代ギリシャの球投げ。
6世紀のイタリアで現在の原型が生まれましる。
語源は、「bottia」ラテン語に由来します。
ボッチャ競技とは
ボッチャは、ヨーロッパで生まれた重度脳性麻痺者もしくは同程度の四肢重度機能障害者のために考案されたスポーツで、パラリンピックの正式種目です。
ジャックボール(目標球)と呼ばれる白いボールに、赤・青のそれぞれ6球ずつのカラーボールを投げたり、転がしたり、他のボールに当てたりして、いかに近づけるかを競います。障害によりボールを投げることができなくても、勾配具(ランプス)を使い、自分の意思を介助者に伝えることができれば参加できます。
競技は男女の区別なくBC1〜BC4のクラスに別れて行われ、個人戦と団体戦(2対2のペア戦と3対3のチーム戦)があります。
国際大会の開催
CP-ISARAが重度脳性まひ者の競技として取り上げました。
●1984年 ストーク/マンデヴィル・パラリンピックで紹介される
●1988年 韓国ソウルのパラリンピックで公式競技(BC1,BC2クラスのみ)
●1996年 アトランタパラリンピック(BC3クラス)
●2004年 アテネパラリンピック(BC4クラス)
クラス分けと競技種目
個人競技(Individual)
C1対1で対戦する。スローイングボックス3(赤)、4(青)で競技し、各自のカラーボールを1エンド6個使用します。 |
団体競技(Team/Pair)
1ゲーム1チームに1回タイムアウト(3分間)が認められています。
これは、監督・キャプテンがエンドとの間に要求できます。
図解解説
コートレイアウト
日本ユニバーサルボッチャ連盟より |
コートマーキング(計測図)
日本ユニバーサルボッチャ連盟より |